最近ユーチューブの動画広告で、面白いものを見つけました。
昨今話題となっている「AI」という言葉。実はその歴史は1950年代に発生したもので、「人工知能」とも呼ばれています。
AIは従来のコンピューターとは違い「学習機能」というものがあり、テレビゲームなど敵のキャラクターがどんどん強くなって行く現象が正にそうだと思います。
最近ではその精度も上がり、天気予報や犯罪捜査などに利用され、それなりの成果を上げるまでになってきています。
そんな技術を利用し、作られた面白い物が「先輩風壱号」という複数の扇風機が取り付けられた椅子です。
この椅子にはAI機能が搭載されており、飲み会の席などで上司が部下に説教などのいわゆる「先輩風」を吹かせたときに、扇風機に搭載されたセンサーが反応し、扇風機が回りだすというちょっと面白い仕組みです。
気になる仕組みですが、まずAIがある「俺の若い頃は~」や「近頃の~」というキーワードを検出。次に会話内容、発言内容を解析し「パーソナリティ」などを測定。また音声も解析し、声質から「感情」を測定するそうです。
それらをAIが総合判断し、扇風機が回りだすと言う仕組みになっているそうで、またその度合いによって風量が変化する機能もあるそうです。
発案元であるヤッホーブルーイングでは全国の20代~50代のビジネスパーソン男女800人を対象に「上司と部下の飲み会実態調査2018」を実施。仕事関係における飲み会で「上司が部下の1.7倍も話している」「部下の6割以上が上司の武勇伝を聞かされた」といった実態がわかったそうです。話したい内容のズレや、話している時間の差などを少なくすれば、対等に話せるフラットな環境になるのではないか?そう考えて、社員同士で企画の意見を出し合うなかで、「先輩風を可視化してみたらいいんじゃないか」というアイデアが出たそうです。
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