最近ではブログシステムに代表されるCMS等のおかげで、ユーザーが手軽に記事を書いたりすることができるようになり、個人や企業が手軽に情報を発信することが可能となりました。
そのため手軽にWEBページを作成することができ、日々の更新作業がサイトを維持して行く一つの手段となっています。
こうした作業はサイトを運営してゆく上で、重要なこととなりますが、ではなぜこうした運用更新が必要なのかをご説明していこうかと思います。
|更新するとどのような効果があるのか?
まずサイトの更新には大きく分けて「新規コンテンツの追加」と「既存コンテンツの改善」があります。
「新規コンテンツの追加」は、ブログ等の記事を投稿するように新たなページコンテンツを作ることで、
「既存コンテンツの改善」は、既にあるページに手を加えることです。
どちらにも言えることですが、”高品質なコンテンツを生成/更新し続けること”が重要なことです。そうすると次第にサイトのボリュームも大きくなり、検索ロボットのクロール頻度が増していきます。
クロール頻度が増すことにより、サイト内で更新された内容が、Googleにいち早く評価してもらえるようになって行き、検索ロボットに評価される仕組みになっています。
|情報の新旧も重要
記事の内容が古いままだと、ユーザーが求めている情報ではなくなっている可能性があり、順位が日に日に落ちていってしまうことがあります。また競合サイトが増えることで、自身のサイトよりも優れた内容のコンテンツが上位化してきますので、自然と検索結果の順位が押し下げられてしまいます。
新規記事には他の記事よりも最新の情報が記載されていることが多いので、上位化しやすい傾向にあります。
特にニュース記事のように最新の情報が必要とされるコンテンツなどで良く見られます。
|アクセス解析の設置 得られたデータを更新に役立てる
グーグルアナリティクスに代表されるサイトのアクセス解析APIからは、現在では非常に詳細なデータを得ることができます。ユーザーがいつ、どこへ、どのような行動したのか等の情報が分かり、ページを改善する上で非常に役立ちます。既存ページの更新はそれらを元にしたPDCAサイクルによって日々改善して行く訳です。
Googleは、検索順位を決定するための要因として200以上の検索アルゴリズムを使用しています。
その中にもサイトの更新頻度等に関する要因が存在しています。(ただしアルゴリズムの変更は頻繁に起こっています)
ウェブサイトに関する要因
ウェブページに関する要因
ユーザーインタラクションに関する要因
ドメインに関する要因
被リンクに関する要因
ソーシャルシェアに関する要因
ブランドに関する要因
スパムに関する要因……
最新アップデート情報
タイムリーな情報を提供する「QDF (Query Deserves Fressness)」
※QDFは、ブログやサイトを頻繁に更新することで自動的に適用されて、ランキングを押し上げるものではありません。
|ユーザーの事を第一に考え、ホームページを成長させる
色々説明・解説をしてきましたが、要点としては「ユーザーのことを考えたコンテンツ作り」に尽きるのではないでしょうか。導線設計やテキストのボリューム、可読性、整理されたレイアウト等「使い手」のことをよく考えたサイト作りが、結果的に検索ロボットにも分かりやすく、評価されやすいサイトになると思います。
またこうした日々の積み重ねが、WEBサイトを良い方向へ成長させて行くと考えています。