今日はその名の通り”グラフィックデザイン”について主観、客観を交え論じて行きたいと思います。またこれは自身への復習事項も兼ねています。
デザインについては様々な意見がありますが、おおよそこうではないかと思います。”生活のために必要な色々な物を作るにあたり、物の材料や構造や機能はもとより、美しさや調和を考えて、一つの業態あるいは形式にまとめ上げること。計画、設計のこと”
その中に置いてグラフィックデザインは、レイアウト技法、色彩論といった技術を使い、絵や文字、写真を用いて物事を美的に表現することだと思います。
「WHAT IS Grafic Design」という書籍に”グラフィックデザイン”という用語を作ったのは、ウィリアム・アディスン・ドゥキンズというアメリカ人デザイナーだということが書かれています。「レイアウトを考えるときは、まずはアートという意識から離れて、身近な通俗の感覚を使うべきだ。重要なメッセージは前面に打ち出し、副次的な部分も見落とされないように配置する。そのためには、一般的な感覚を磨く訓練をしなければならないし、アートの才能よりも分析能力の方が必要だ。」と書かれています。
やはり一般的な感覚という事がポイントではないかと思います。(テクニックに走っては良いデザイナーとは言えないでしょう。)また社会的な目的を持つものなのでアートではありません。
身近にグラフィックデザインが使われている物と言えば、チラシ、DM、本、雑誌、カレンダー、ポスター、CDジャケット等おおよその印刷物でしょう。またロゴやパッケージもそうです。CI(コーポレートアイデンティティー)もグラフィックデザインの応用技術でしょう。
そう考えると身近にはデザインされたものが山のようにあると溢れ返っています。
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