(画像参照元:NIKE)
ナイキが「ナイキ アダプトBB」2019年4月5日に国内販売を開始しました。
昨今からナイキは斬新なシューズを販売をしていましたが、アダプトBBもそのシューズの一つです。
従来のシューズである「ハイパーアダプト1.0」は、足の甲の部分を中心に締まる靴紐を締めるのに似た感覚に対し、「アダプトBB」は、かかとを中心にがっちり固められるタイプに進化。靴と足が一体化する感覚で、全く異なるシューズだそうです。
(画像参照元:NIKE)
スマホから簡単操作でシューズに張り巡らされたワイヤーを緩めたり、締めたり、自分好みに調整が可能だそうで、LとRそれぞれの文字に触れた状態で上に指を滑らせると締り、下に滑らせると緩みます。左右それぞれ異なる調整も可能。
実はアダプトBBにはプロセッサーやジャイロセンサー、メモリーなどが内蔵されており、靴の中の足の動きなど、動いているときの様々なデータが取得できるとのこと。
(画像参照元:NIKE)
このシューズはバスケットボール用ですが、実際に使用するNBAトップアスリート達と共同開発されており、靴の中の動きを4割抑えられるようになったというデータもあるそうで、アスリートの能力を最大限引き出す仕様になっているそうです。
バスケットボール用だけでなく、今後は様々なスポーツ用/日常用に適用されることを期待したいですね。
このような製品から、少しづつですが世の中が本格的にIoTの世界へ進んでいるように感じ、またナイキのIoTへの取組が感じられる製品になっていると思いました。
人と物がネットワークでつながり、様々な情報をデータベース化でき、それを今後に生かし、世の中がより良い方向へ進んで行けると良いなと感じます。