その他
世界の何か国かで、持続可能な開発目標を掲げる取り組みが、推進されています。その中でも日本は、まだ少数ではありますが、大手メーカーを中心に取組が始まっています。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
日本では、2021年春から容器回収型通販サービス「LOOP」がスタートしました。大手メーカー24社が参加する取り組みですが、各社工夫を凝らした製品作りが展開されています。
LOOP用に開発したステンレス容器 ■画像参照:ロッテ
元々LOOPは、アメリカのリサイクル会社/創業者が立ち上げたもので、繰り返し使える専用容器を使い、容器を回収・再利用することで、ごみを出さないライフスタイルを提供しています。この仕組みがSDGsに繋がる取組として注目を集めています。
LOOPに参加予定のメーカー商品 ■画像参照:日経クロストレンド
実際の販売は自社ECサイトや、店舗販売にはイオンと提携し販売を推進して行くようです。
LOOP商品を店舗で購入した消費者は、使い終わったら容器を店舗に持参し、回収ボックスに入れる必要がありますが、ネットスーパーで購入した商品の容器は、配達員が次回以降に届けた際に、回収する仕組みとなっているようです。